ぼくにとって、オカリナよりも長く、そしてずっと経験している楽器というと、12歳、中学1年から始めたギターがあって、その次がクラリネットでした。クラリネットにたどり着く前は、ピッコロ、メロホルン(ホルンに似ている低音のトランペットみたいな楽器)でした。
たてぶえ(リコーダー)や、ハーモニカ、ケーナなどは、今でも持っていますけども、もう忘却の彼方だったりします。
一方で、オカリナに初めて触れたのは、1998年で、38歳のときでした。12歳と38歳・・・26年も隔たりがあります。

12歳のときに親に買ってもらったギターは安物のフォークギターでした。数年後に、あちこちの接着剤がはがれて、突然バラバラになって、壊れました。
高校のときに使っていたギターはギブソン・レスポールというエレキギターでした。ドラムを叩いていた同級生のを借りて、ほぼ丸3年使っていました。
同じく高校のときに、家ではシナノ・クラシック・ギターを使っていました。ぼくが東京から帰ると、ネックが折れてしまっていたので、最近修復して使っています。
東京ではフェルナンデスのTVモデル(レスポールの変形)を使っていました。そのギターは、当時のジャズバンドのメンバーだったギタリストの友人にお世話になったお礼に譲りました。その代わりにソニーのスカイセンサーというラジオをいただきました。シールド(アンプにつなぐ線)を加工して、ラジオをアンプ代わりに練習していたそうです。(その後このギターは返ってきて、また別の方に譲っています。)
こんな感じで、ギターって、1本だけずっと使い続けるって、もしかしたら、なかなかないことなのかも知れません。思い出すと、それぞれに出会いがあったことに気付かされますね。
オカリナ教室で使っているのは、主にタカミネのフォークギターか、マーティンのエレガットです。
エレガットを使うステージ演奏が先日終わったので、しばらく数週間は、ルナ・ギターを使おうと思います。トップが濃い茶色のマホガニーという木で作られた小さなギターです。たまに弾きたくなるギターです。
そのステージ演奏が、ちょうど満月の日の前日でした。さて、この月のギターが、こらからどんな音楽を奏でてくれるのでしょうか。楽しみです。
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