iPadが日本に登場したのは、2010年5月28日金曜日でした。
ぼくは、日本発売発表とほぼ同時に予約していたので、5月28日には、ブック型の専用フォルダーとともに自宅に届きました。
2日後の日曜日、5月30日には、楽譜を読み込んで、野外のイベントで使いました。
それまでは、楽譜を収めたファイル、本を何冊かを常に持ち運んで移動していました。
キャリーバッグには、そのいくつかのファイルと楽譜本のほかに楽器を詰め込んで運んでいました。
意外とファイルや紙の束は重く、10キロくらい、あるいはそれ以上にはなったんじゃないでしょうか。
それが、どこへ行くにも、1キログラムに満たないタブレット1枚に、楽譜やら書類やらが、みんな収まってしまうことになりました。
今、使っているのは、4台目のiPadで、iPad Pro 12.9インチです。データはクラウドで同期しているので、買い替えても困ることはありません。
あれから13年経ちます。
コンサートやライブで楽譜の代わりに、タブレットを使う演奏家を見ることは増えました。
それでも「使いにくい。」「本番で暴走する。使えなかった。」「意外と見にくい。」「操作がめんどう。」といった、タブレットを本番のステージで楽譜として使うことに否定的な発言がSNSで発信されることがあります。
そのSNSには、たくさんの「いいね」が付いて、同意するコメントが多く見られることがあります。
別にタブレットに限らないことだけれど、使い方の練習と、準備は必要です。
13年使ってきて、もちろんぼく自身にも失敗はありましたが、とにかく楽で便利です。としか言いようのない経験をしてきました。
ぜひ、使ってほしい。
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現時点では、この大きさ(12.9インチ)のiPad Proがベストチョイスです。A4の文書、楽譜がほぼ同じサイズで表示することができ、横に向きを変えれば、B5サイズ見開き2ページと同等の表示ができます。ただ、十数万円とかなり高価です。もちろん、楽譜表示以外にも、たくさんのアプリが使えるので、人によっては、パソコン以上に便利に使えると思います。
Windowsタブレット、Androidタブレットでも楽譜表示は可能です。特にAndroidタブレットは、数千円、2万円台から製品がありますので、適したものが見つかれば、楽譜表示に利用することができます。あとは、見やすさと、操作のしやすさということになるでしょう。
もし、聞きたいことがありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。ぼくのオカリナ教室、グループでは、タブレットを便利に使っている方も他にもおられます。
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